スパイス、爆薬、医薬品 : 世界史を変えた17の化学物質
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スパイス、爆薬、医薬品 : 世界史を変えた17の化学物質
中央公論新社, 2011.11
- タイトル別名
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Napoleon's buttons
スパイス爆薬医薬品 : 世界史を変えた17の化学物質
- タイトル読み
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スパイス、バクヤク 、イヤクヒン : セカイシ オ カエタ 17 ノ カガク ブッシツ
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注記
巻末のオリジナルタイトル(誤植): Napoleon's bottons
内容説明・目次
内容説明
身近な物質の化学的な働きが、東西交易、産業革命、公衆衛生、戦争と平和、男女の役割、法律、環境など、人類の発展のさまざまな局面で果たした重要な役割を、豊富なエピソードを交えて分かりやすく解説。文明の発達を理解するための独創的なアプローチにして、化学構造式の読み方も身につくユニークな世界史。
目次
- 胡椒、ナツメグ、クローブ—大航海時代を開いた分子
- アスコルビン酸—オーストラリアがポルトガル語にならなかったわけ
- グルコース—アメリカ奴隷制を生んだ甘い味
- セルロース—産業革命を起こした綿繊維
- ニトロ化合物—国を破壊し山を動かす爆薬
- シルクとナイロン—無上の交易品とその合成代用品
- フェノール—医療現場の革命とプラスチックの時代
- イソプレン—社会を根底から変えた奇妙な物質
- 染料—近代化学工業を生んだ華やかな分子
- 医学の革命—アスピリン、サルファ剤、ペニシリン
- 避妊薬(ピル)—女性の社会進出を後押しした錠剤
- 魔術の分子—幻想と悲劇を生んだ天然毒
- モルヒネ、ニコチン、カフェイン—アヘン戦争と三つの快楽分子
- オレイン酸—黄金の液体は西欧文明の神話的日常品
- 塩—社会の仕組みを形作った人類の必須サプリメント
- 有機塩素化合物—便利と快適を求めた代償
- マラリアvs.人類—キニーネ、DDT、変異ヘモグロビン
「BOOKデータベース」 より