小村寿太郎 : 近代日本外交の体現者
著者
書誌事項
小村寿太郎 : 近代日本外交の体現者
(中公新書, 2141)
中央公論新社, 2011.12
- タイトル別名
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小村寿太郎近代日本外交の体現者
- タイトル読み
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コムラ ジュタロウ : キンダイ ニホン ガイコウ ノ タイゲンシャ
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注記
主要参考文献: p247-251
小村寿太郎年譜: p252-254
内容説明・目次
内容説明
幕末に結んだ欧米列強との不平等条約の改正を目指し、一九〇〇年代に日英同盟、日露戦争、韓国併合を推進した外相・小村寿太郎。日向国飫肥藩の下級藩士に生まれた小村は、病弱で一五〇センチに満たない身長、非藩閥出身と恵まれない出自ながら、第一回文部省留学生としてハーバード大学に留学。抜群の語学力と高い交渉能力を身につけ、日本を「一等国」に引き上げた。帝国主義と国際協調の間を巧みに動いた外政家の真実。
目次
- 序章 二つの視覚
- 第1章 維新の激動のなかで
- 第2章 外務省入省—官僚への転身
- 第3章 日清戦争の勃発—駐清・駐朝公使時代
- 第4章 「ねずみ公使」として—義和団事件への対応
- 第5章 日英同盟と日露戦争—一九〇一年、外相就任
- 第6章 戦時外交と大陸進出—「満州問題」の発生
- 第7章 同盟国の外交官—駐英大使として
- 第8章 米中の狭間で—第二次外相時代
- 終章 小村外交とは—帝国主義外交下の権力政治
「BOOKデータベース」 より