書誌事項

自己愛過剰社会

ジーン・M・トウェンギ, W・キース・キャンベル著 ; 桃井緑美子訳

河出書房新社, 2011.12

タイトル別名

The narcissism epidemic : living in the age of entitlement

タイトル読み

ジコアイ カジョウ シャカイ

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注記

参考文献: p376-385

内容説明・目次

内容説明

つねにインターネットで自分をアピールし、セレブをもてはやし、美容整形にはまる…「個性的になれ」「特別になれ」と謡い上げる風潮は、社会になにをもたらすのか?モンスターペアレントやいじめ、無差別殺人事件を生み出した自己愛病の原因と治療法を心理学者が解く。

目次

  • 第1部 自己愛病の診断(自己賛美は万能薬か;自己賛美の弊害とナルシシズムの五つの俗説;ナルシズムで競争社会を生き延びる?—ナルシズムのもう一つの俗説;いつからこんなことになったのか—自己愛病の起源)
  • 第2部 自己愛病の原因(王様の子育て—甘やかしの構造;病気をばらまく困った人々—セレブリティとメディアのナルシシズム;見て、見て、わたしを見て—インターネットで注目集め;年利18パーセントで夢の豪邸—放漫融資、そして現実原則の放棄)
  • 第3部 自己愛病の症状(アタシって、セクシー!—虚栄;暴走する消費欲—物質主義;70億のオンリーワン—個性重視;有名になれるならなんだってやる—反社会的行動;甘い罠—人間関係のトラブル)
  • 第4部 自己愛病の予後と治療(自己愛病の予後—どこまで、そしていつまで、ナルシシズムは広がるのだろう?;自己愛病の治療)

「BOOKデータベース」 より

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