少年犯罪「減少」のパラドクス
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書誌事項
少年犯罪「減少」のパラドクス
(若者の気分 / 浅野智彦 [ほか] 編集委員)
岩波書店, 2012.3
- タイトル別名
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少年犯罪減少のパラドクス
- タイトル読み
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ショウネン ハンザイ ゲンショウ ノ パラドクス
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注記
もっと知りたい人のために: p187-190
内容説明・目次
内容説明
少年による凶悪犯罪は減っている—にもかかわらず「少年犯罪の凶悪化」ばかり語られるのはなぜなのか。若者にとって厳しい社会経済状況が続くなかで、暴動騒ぎどころか小さな暴力事件ですら減っているのはなぜなのか。その謎を解明し、これまでの犯罪研究の空白地帯に踏み込む。
目次
- 1 経済成長と貧困(少年犯罪の長期的動向;衰退する「煽りの文化」)
- 2 人間関係と自由(低下する共同体の抑圧力;非行グループの弱体化)
- 3 オンリーワンの彼岸(「個性的な自分」への焦燥感;崩壊した非行文化のゆくえ)
- 4 幸福感のリアル(社会的排除からの排除;自己承認願望の二重化)
「BOOKデータベース」 より