書誌事項

日本倫理思想史

佐藤正英著

東京大学出版会, 2012.4

増補改訂版

タイトル別名

The history of ethical thought in Japan

タイトル読み

ニホン リンリ シソウシ

大学図書館所蔵 件 / 199

注記

参考文献: p235-238

内容説明・目次

内容説明

古代から現代まで—『古事記』から吉本隆明まで展望する。いま人が生きるための知恵の在りかたを問う。叙述を全面的見直し、注を追加、さらに昭和期を中心に増補した。何を信じ、何を願ってきたか。日本人の心を描く決定版通史。

目次

  • 序論 対象と方法
  • 第1章 神をめぐる思想(“もの”神の顕現—原初神道の第一次神話;“たま”神の発生—神代神話;天皇をめぐる物語と和歌)
  • 第2章 仏法をめぐる思想(仏法の伝来;仏法の土着;仏法の成熟;原郷世界と栄華)
  • 第3章 天をめぐる思想(武士の思想;儒学の思想;国学の思想;庶民の思想;幕末の思想)
  • 第4章 文明をめぐる思想(文明開化;国家の核としての天皇の創出;キリスト教の解禁;さまざまな潮流;回折する理知;『善の研究』の成立;大正デモクラシー;和辻倫理学—間柄の理法;土俗への根ざし;敗戦)

「BOOKデータベース」 より

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