荒ぶるスサノヲ、七変化 : 「中世神話」の世界
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書誌事項
荒ぶるスサノヲ、七変化 : 「中世神話」の世界
(歴史文化ライブラリー, 346)
吉川弘文館, 2012.6
- タイトル別名
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荒ぶるスサノヲ七変化 : 中世神話の世界
- タイトル読み
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アラブル スサノオ シチヘンゲ : チュウセイ シンワ ノ セカイ
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注記
参考文献: p217-224
内容説明・目次
内容説明
古代神が仏教と習合し、新しい「神」となる中世神話世界。異国神との合体や閻魔大王への変貌など、パワフルに姿を変え成長するスサノヲの魅力に迫り、近代のイデオロギーとは違う、底深い日本の宗教文化を読み解く。
目次
- もうひとりのスサノヲへ—プロローグ
- 『記』『紀』『風土記』神話のスサノヲ(スサノヲ神話をどう読むか;多彩なスサノヲ神話;『出雲国風土記』のスナオヲ神話)
- 中世神話が語るもの(中世神話とはなにか;ヲロチ退治譚の変奏;「日本記の家」が語るスサノヲ)
- スサノヲは雲陽の大社の神なり(スサノヲ、出雲大社に鎮座す;漂流する山を繋ぎとめた神;鰐淵寺・日御碕と中世スナノヲ神話;冥府としての出雲)
- 祇園御霊会のスサノヲ(スサノヲ変成の「神話工房」へ;祇園御霊会をめぐって;異国神となるスサノヲ;中世神道の大成者、吉田兼倶)
- スサノヲの神話学(「善悪不二」をめぐる神話言説;スサノヲ変貌する)
- その後の、スサノヲ—エピローグ
「BOOKデータベース」 より