韓国とキリスト教 : いかにして"国家的宗教"になりえたか
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書誌事項
韓国とキリスト教 : いかにして"国家的宗教"になりえたか
(中公新書, 2173)
中央公論新社, 2012.7
- タイトル別名
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韓国とキリスト教 : いかにして国家的宗教になりえたか
- タイトル読み
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カンコク ト キリストキョウ : イカニシテ "コッカテキ シュウキョウ" ニ ナリエタカ
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注記
参考文献: p198-202
内容説明・目次
内容説明
宗教人口の過半数を、キリスト教信者が占める韓国。教派間の拡大競争は、大統領選挙の動向や、北朝鮮支援事業に強い影響を及ぼす一方、しばしばカルトや他宗教との衝突といった社会問題を引き起こしている。本書は、一八世紀以降の朝鮮半島における受難の布教開始から、世界最大の教会を首都ソウルに置くにいたった現在までを追い、日本では報じられなかった韓国社会の実情と問題を解き明かす一冊である。
目次
- 第1章 キリスト教会の存在感(データから見る韓国教会;韓国教会の拡大;大型教会の出現;アフガニスタン人人質事件と海外布教;在外韓国人の教会)
- 第2章 キリスト教の伝播と朝鮮西学(歴史・上)(前近代のキリスト教の特徴;文禄の役とキリスト教;韓国教会の起源をめぐって;西学と天主教;カトリックの布教と迫害)
- 第3章 近代化とプロテスタント(歴史・下)(プロテスタント布教の開始;諸外国の朝鮮布教への参入;帝国主義とキリスト教;植民地化と神社参拝問題;独立後の韓国教会;韓国の近代化と教会の拡大)
- 第4章 キリスト教受容の要因(韓国の宗教的枠組み;キリスト教の受容;東学とキリスト教;祖先崇拝の摂取;外部的要因)
- 第5章 韓国キリスト教会の問題と展望(社会における教会の問題;大型教会主義と個別教会主義の陥穽;北朝鮮の教会;韓国からのアプローチ;岐路に立つ韓国教会)
「BOOKデータベース」 より