ノーベル経済学賞の40年 : 20世紀経済思想史入門

Bibliographic Information

ノーベル経済学賞の40年 : 20世紀経済思想史入門

トーマス・カリアー著 ; 小坂恵理訳

(筑摩選書, 0052, 0053)

筑摩書房, 2012.10

Other Title

Intellectual capital : forty years of the Nobel Prize in economics

Title Transcription

ノーベル ケイザイガクショウ ノ 40ネン : 20セイキ ケイザイ シソウシ ニュウモン

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Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784480015563

Description

一九六九年の創設以来、四〇年間で六四名の受賞者を選出したノーベル経済学賞。いったい彼らは何を発見し、それはどのように役に立っているのか。ミクロ経済学からマクロ経済学、一般均衡に国際貿易、ゲーム理論に行動経済学。一見わかりにくい受賞者たちの理論を、彼らの半生、人柄とともにたどると、今日まで苦闘を重ねてきた経済思想の流れが見えてくる。20世紀の経済思想を一望できる格好の入門書。

Table of Contents

  • 第1章 ノーベル経済学賞とは
  • 第2章 自由市場主義者の経済学
  • 第3章 ミクロの信奉者—シカゴ学派
  • 第4章 カジノと化した株式市場
  • 第5章 さらにミクロに
  • 第6章 行動主義者
  • 第7章 ケインジアン
Volume

下 ISBN 9784480015570

Description

ノーベルの遺言で設立されたノーベル賞に、スウェーデン国立銀行の提案によって追加された経済学賞。その人選については、これまでも議論の的だった。はたして経済学は科学なのか。人類のどんな課題に向けて、経済学は進むべきか。そして彼らは受賞にふさわしい人物だったか。経済学賞受賞者たちの思想の系譜から、今日のわれわれが直面している問題の本質が見えてくる。混迷を深める世界経済を読み解くための必読書。

Table of Contents

  • 第8章 古典派の復活
  • 第9章 発明者たち
  • 第10章 ゲームオタクたち
  • 第11章 一般均衡という隘路
  • 第12章 世界経済への視線
  • 第13章 数学へのこだわり
  • 第14章 歴史と制度
  • 第15章 ノーベル賞再編へ向けて

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