電波・電影・電視 : 現代東アジアの連鎖するメディア
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電波・電影・電視 : 現代東アジアの連鎖するメディア
青弓社, 2012.10
- タイトル別名
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電波電影電視 : 現代東アジアの連鎖するメディア
- タイトル読み
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デンパ・デンエイ・デンシ : ゲンダイ ヒガシアジア ノ レンサ スル メディア
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内容説明・目次
内容説明
戦後東アジアの視聴覚メディアは、地域間・メディア間で相互に連関しながら成熟していった。日本や中国、上海、北朝鮮、韓国、台湾、シンガポールなどのテレビ・映画・ラジオ・レコードの変遷を描き、各地域でどう受け入れられ、影響を及ぼしたのかを明らかにして、戦後東アジアにおける視聴覚メディア史の見取り図を提示する。
目次
- 第1部 日本(「教育型」テレビ放送体制の成立;戦後日本映画史における「満洲」人脈—「視聴覚教育」と東映教育映画の場合)
- 第2部 上海(上海におけるテレビ放送開始への経緯—中華人民共和国の初期電視事業の一例として;上海人民広播電台と新中国のラジオ放送—革命と政治動員;“退廃的音楽”との戦い—抗日戦争後の国民政府による上海レコード業界に対する統制についての分析)
- 第3部 台湾・香港・シンガポール(台湾における初期テレビ史の概況;“人々に娯楽を提供し、国民国家を形成する”—シンガポールにおける中国語放送研究について(一九四五‐一九六九年);冷戦期南管にみるメディア・地域の相互連関;香港ニューウェーブの始まり—映画産業とテレビ産業の相互関係)
- 第4部 韓国・北朝鮮(ソウルテレビ放送(KBS‐TV)初期の組織文化の形成—オーラルヒストリーを通じた韓国放送史の語り直し;家庭という領土の内と外で鳴るサウンド・オブ・ミュージック—冷戦期韓国におけるメディア化された音楽の空間性;北朝鮮テレビ放送史研究序説—一九六〇‐七〇年代を中心に)
「BOOKデータベース」 より