李白 : 漂泊の詩人その夢と現実
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李白 : 漂泊の詩人その夢と現実
(書物誕生 : あたらしい古典入門)
岩波書店, 2012.10
- タイトル読み
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リ ハク : ヒョウハク ノ シジン ソノ ユメ ト ゲンジツ
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注記
参考文献: p237-241
内容説明・目次
内容説明
自らを「山人」と称する李白。ロマンチックな夢をかきたてる旅も詩作も、実は功名への野望と分ちがたく結びついていた。なぜ、中国のほぼ全域を巡るほど旅の多い人生を送ったのか。シルクロードの交易を担ったソグド人やバクトリア人の商人たちと、李白の出生地の関係に注目し、杜甫や高適など他の「山人」的な詩人たちとの交流のさまを窺いながら、その理由を探る。
目次
- 第1部 書物の旅路—出生から伝説化、そして詩集、注釈形成へ(李白の生涯と出生地—李白は中国人か?;同時代の評価と伝記;李白伝説の形成;戯曲・小説の中の李白;神になった李白;李白詩文集の出版;李白詩の注釈)
- 第2部 作品世界を読む—放浪と実生活の軌跡(四川時代—仙界への希求と功名への野望;壮遊時代;長安での宮廷生活—翰林院時代;放浪時代;流罪と晩年)
「BOOKデータベース」 より