近代という教養 : 文学が背負った課題

書誌事項

近代という教養 : 文学が背負った課題

石原千秋著

(筑摩選書, 0060)

筑摩書房, 2013.1

タイトル別名

近代という教養 : 文学が背負った課題

タイトル読み

キンダイ トイウ キョウヨウ : ブンガク ガ セオッタ カダイ

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内容説明・目次

内容説明

「近代」とはいったい何だったのか?ラディカルに近代化を果たさねばならなかった日本では、その文化的側面の多くを「文学」が背負うことになった。役割を担わされた文学は「新しさ」を表出するために進出し続けた。その進化論的パラダイムにとりつかれた時代との格闘が「教養」の源泉となり、現在まで私たちの底流で生き続けている。テクスト分析を駆使し、日本近・現代の文化的慣習の形成過程をくっきりとあぶり出す斬新な論考。

目次

  • 第1章 文学史と観察者
  • 第2章 進化論の時代
  • 第3章 なぜ主人公が必要なのか
  • 第4章 物語と主人公の力学
  • 第5章 固有名という装置
  • 第6章 写真が与えた衝撃
  • 第7章 表情を読む感性
  • 第8章 苦悩を書く文体の誕生

「BOOKデータベース」 より

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