シベリア鉄道紀行史 : アジアとヨーロッパを結ぶ旅

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シベリア鉄道紀行史 : アジアとヨーロッパを結ぶ旅

和田博文著

(筑摩選書, 0058)

筑摩書房, 2013.1

タイトル読み

シベリア テツドウ キコウシ : アジア ト ヨーロッパ オ ムスブ タビ

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内容説明・目次

内容説明

列強による世界分割のさなか、ロシアの極東開発の重点を担ったシベリア鉄道。20世紀の歴史に翻弄され続けたこの鉄道を旅した近代の日本人の目は、車窓に何を見たのか。ヨーロッパに至る憧れの旅路、軍隊や流刑の民を極東に送る脅威の鉄道、夢の共産主義国家、危険な脱出劇の舞台…当時のガイドブックや新聞記事、ジャーナリストや政治家、作家や芸術家らの記述をたどり、シベリア鉄道という表象装置のイメージ変遷を追う。

目次

  • 序章 旅の始めに—近代日本とシベリア鉄道
  • 第1章 一九世紀後半=世界分割の時代の大鉄道計画—1874‐1902
  • 第2章 日露戦争とシベリア鉄道全線開通—1903‐1909
  • 第3章 第一次世界大戦とシベリア出兵—1910‐1924
  • 第4章 ソ連との国交回復と「黄金の二〇年代」—1925‐1931
  • 第5章 「満州国」建国宣言と第二次世界大戦—1932‐1945
  • 終章 旅の終りに—二〇一二年ユーラシア大陸横断記

「BOOKデータベース」 より

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