反省させると犯罪者になります
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書誌事項
反省させると犯罪者になります
(新潮新書, 520)
新潮社, 2013.5
- タイトル読み
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ハンセイ サセル ト ハンザイシャ ニ ナリマス
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内容説明・目次
内容説明
犯罪者に反省させるな—。「そんなバカな」と思うだろう。しかし、犯罪者に即時に「反省」を求めると、彼らは「世間向けの偽善」ばかりを身に付けてしまう。犯罪者を本当に反省に導くのならば、まずは「被害者の心情を考えさせない」「反省は求めない」「加害者の視点で考えさせる」方が、実はずっと効果的なのである。「厳罰主義」の視点では欠落している「不都合な真実」を、更生の現場の豊富な実例とともに語る。
目次
- 第1章 それは本当に反省ですか?(2度の接触事故を起こした時の私の本音;「後悔」が先、「反省」はその後 ほか)
- 第2章 「反省文」は抑圧を生む危ない方法(「模範的な反省文」から読み取れること;反省は抑圧を生み、最後に爆発する ほか)
- 第3章 被害者の心情を考えさせると逆効果(被害者の視点を取り入れた教育;矯正教育なんかしない方がマシ? ほか)
- 第4章 頑張る「しつけ」が犯罪者をつくる(りっぱなしつけが生き辛さを生む;「しつけ」がいじめの一因に ほか)
- 第5章 我が子と自分を犯罪者にしないために(問題行動の背景をいっしょに考える;親から「迷惑をかけられたこと」を考える ほか)
「BOOKデータベース」 より