人民元は覇権を握るか : アジア共通通貨の実現性

書誌事項

人民元は覇権を握るか : アジア共通通貨の実現性

中條誠一著

(中公新書, 2219)

中央公論新社, 2013.5

タイトル読み

ジンミンゲン ワ ハケン オ ニギルカ : アジア キョウツウ ツウカ ノ ジツゲンセイ

大学図書館所蔵 件 / 277

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p191-192

内容説明・目次

内容説明

近年、ユーロ圏の財政・金融危機が取り沙汰される一方で、国際通貨であるドルの脆弱性もささやかれている。依然ドルの影響力が大きいアジア圏では、経済成長いちじるしい中国の人民元が、今後、基軸通貨として擡頭してくるだろう。しかし人民元の覇権は、日本経済を衰退させる危惧があるのみならず、アジア諸国の安定成長を阻害しかねない。日本の通貨戦略はどうあるべきか。アジア経済の今後を占う。

目次

  • 第1章 アジアで、ドル基軸通貨体制は続くのか
  • 第2章 通貨・金融協力はどこまで進んだか
  • 第3章 円と人民元の現状
  • 第4章 アジア通貨統合という「壮大な夢」
  • 第5章 アジアは人民元圏になるか
  • 終章 日本が中流国に後退しないために

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ