人民元は覇権を握るか : アジア共通通貨の実現性
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書誌事項
人民元は覇権を握るか : アジア共通通貨の実現性
(中公新書, 2219)
中央公論新社, 2013.5
- タイトル読み
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ジンミンゲン ワ ハケン オ ニギルカ : アジア キョウツウ ツウカ ノ ジツゲンセイ
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注記
参考文献: p191-192
内容説明・目次
内容説明
近年、ユーロ圏の財政・金融危機が取り沙汰される一方で、国際通貨であるドルの脆弱性もささやかれている。依然ドルの影響力が大きいアジア圏では、経済成長いちじるしい中国の人民元が、今後、基軸通貨として擡頭してくるだろう。しかし人民元の覇権は、日本経済を衰退させる危惧があるのみならず、アジア諸国の安定成長を阻害しかねない。日本の通貨戦略はどうあるべきか。アジア経済の今後を占う。
目次
- 第1章 アジアで、ドル基軸通貨体制は続くのか
- 第2章 通貨・金融協力はどこまで進んだか
- 第3章 円と人民元の現状
- 第4章 アジア通貨統合という「壮大な夢」
- 第5章 アジアは人民元圏になるか
- 終章 日本が中流国に後退しないために
「BOOKデータベース」 より