国語教科書の闇
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国語教科書の闇
(新潮新書, 534)
新潮社, 2013.8
- タイトル読み
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コクゴ キョウカショ ノ ヤミ
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内容説明・目次
内容説明
国語の教科書が、変だ。「羅生門」「こころ」「舞姫」は、議論もされずに「定番教材」と化し、横並びで採録される没個性ぶり。国語教科書がここまで画一化したのはなぜなのか?そもそも、これらの「暗い」作品は教材にふさわしいのか?「定番小説」という謎、知られざる舞台裏、採択を決定する「天の声」、教員の本音、仰天の実態。問題は歴史教科書だけじゃない。もう一つの「教科書問題」がここにある。
目次
- 第1章 定食化する国語教科書
- 第2章 「定番の王様」はいかにして誕生したか—「羅生門」
- 第3章 漱石も驚く一人勝ち—「こころ」
- 第4章 鴎外の影が薄くても生き残る—「舞姫」
- 第5章 定番小説はなぜ「定番」になったのか
- 第6章 定番小説は教科書にふさわしいのか
「BOOKデータベース」 より