民主化のパラドックス : インドネシアにみるアジア政治の深層

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民主化のパラドックス : インドネシアにみるアジア政治の深層

本名純著

岩波書店, 2013.10

タイトル読み

ミンシュカ ノ パラドックス : インドネシア ニ ミル アジア セイジ ノ シンソウ

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注記

参考文献: p208-211

内容説明・目次

内容説明

インドネシアは、国際的な支援の下で、民主化改革を実行してきた。だが市民の自由と権利と平和が保障されるはずの「民主化」の中で、非民主的な権力構造が強化されるというパラドックスが起こっている。アジア政治の深層に内在する非民主的勢力が民主主義そのものを蝕む政治力学を、政治の現場での豊富な取材と調査で明らかにしてゆく。

目次

  • 第1章 デモクラシーのグローバル化とスハルト体制の崩壊
  • 第2章 ポスト・スハルト時代の政治改革
  • 第3章 民主化移行期の混迷する権力闘争
  • 第4章 民主化定着期の劇場政治—ユドヨノ政権の権力闘争
  • 第5章 分離独立運動・テロ・住民紛争—治安維持の政治
  • 第6章 民主化とアンダーグラウンドの力学
  • 終章 民主化のパラドックス—アジア政治の深層をみる目

「BOOKデータベース」 より

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