ケアの倫理 : ネオリベラリズムへの反論
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書誌事項
ケアの倫理 : ネオリベラリズムへの反論
(文庫クセジュ, 987)
白水社, 2014.2
- タイトル別名
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L'éthique du "care"
- タイトル読み
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ケア ノ リンリ : ネオリベラリズム エノ ハンロン
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注記
参考文献 (原書巻末): 巻末pi-ii
巻末参考文献: 巻末piii-vi
原著 (Coll. "Que sais-je?" no3903, PUF. Paris, 2013) の全訳
内容説明・目次
内容説明
「ケア」とは、脆弱と依存にある他者に配慮することである。人間は傷つきやすく、ひとりでは生きていくことができないため、人との関係、他人への依存を必要とする。現代の競争社会において、ケアの行動は大切なものであり、その配慮をめぐって社会的な絆の問題を提起する。
目次
- 第1章 「ケア」の主題/女性たちの声(他者への関心:もう一つの道徳心理学;「ケア」は母性ではない;女性たちの不明確な声 ほか)
- 第2章 配慮すること/リベラルな個人への対抗(人間は基本的に脆弱である、しかし…;リベラルな人間に対する批判;十八世紀における実践哲学の転換 ほか)
- 第3章 感受性の民主主義(「配慮する」ことのネオリベラルな用法;「ケア」への家族のアプローチ;配慮の実践 ほか)
「BOOKデータベース」 より