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精神疾患診断のエッセンス : DSM-5の上手な使い方

アレン・フランセス著 ; 大野裕, 中川敦夫, 柳沢圭子訳

金剛出版, 2014.3

タイトル別名

Essentials of psychiatric diagnosis : responding to the challenge of DSM-5

精神疾患診断のエッセンス : DSM5の上手な使い方

タイトル読み

セイシン シッカン シンダン ノ エッセンス : DSM-5 ノ ジョウズナ ツカイカタ

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注記

原書 (Guilford Press, c2013) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

DSM‐5に定義された診断基準は臨床において非常に役立つものであるが、バイブルのように使うのではなく、患者の役に立つように柔軟に活用していくことが必要になる。本書は、各精神疾患のスクリーニングのための質問例と診断典型例の簡潔な記述から始まる。筆者が長年にわたり行ってきた診療、若手医師への指導内容、そしてDSM‐3、DSM‐3‐R、DSM‐4の作成にかかわってきた経験を踏まえ、包括的な鑑別診断を示し、除外すべき状態や「各診断のコツ」も明示している。また各精神疾患に対応するISD‐9‐CM分類コードも示している。過剰診断を減らすための注意と、流行の診断による影響・その対策、DSM‐5を読み解く上での注意点も書かれている。

目次

  • 本書の使い方
  • 一般に小児期または青年期に最初に診断される疾患
  • 抑うつ障害群
  • 双極性障害群
  • 不安障害/不安症群
  • 強迫性障害/強迫症および関連障害/関連症群
  • 心的外傷およびストレス因関連障害群
  • 統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害群
  • 物質関連障害と行動嗜癖群
  • 神経認知障害群
  • パーソナリティ障害群
  • 衝動制御症群
  • 摂食障害群
  • 睡眠・覚醒障害群
  • 性と性別に関する問題
  • 身体症状と関連のある障害群
  • 解離性障害/解離症群
  • 臨床的関与の対象となることのある状態(ただし精神疾患ではないもの)

「BOOKデータベース」 より

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