落書きに歴史をよむ
Author(s)
Bibliographic Information
落書きに歴史をよむ
(歴史文化ライブラリー, 375)
吉川弘文館, 2014.4
- Title Transcription
-
ラクガキ ニ レキシ オ ヨム
Available at / 246 libraries
-
Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
210.1||Mi21110055645
-
Kobe Shoin Women's University Library / Kobe Shoin Women's College Library
210.088/80/37512194877
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
今も各地の古寺に残る、参詣者や武士らの「落書き」。彼らはその文字にいかなる思いを込め、なぜそこに書き記したのか。山形県の若松寺観音堂などの「落書き」から、社会と向き合う人々の心のありようを、歴史的に考える。
Table of Contents
- 落書きは歴史資料になりうるか—プロローグ
- 落書きへのまなざし—歴史資料としての落書き(落書きを歴史資料として活用する;落書きを調査する—若松寺観音堂の落書き調査;「かたみかたみ」「あらあらこいしや」—落書きにみられる定型表現)
- かたみとなれや筆のあと—落書きされた歌を追って(歌を書き付ける、ということ;「かたみの歌」の発見—落書きで広まった歌;ひとり歩きする「かたみの歌」—「かたみの歌」の展開;石に刻んだ「筆のあと」—「かたみの歌」の変容)
- 落書きにこめられた「祈り」と「巡礼」—落書きと信仰(仏堂に落書きされた「巻数」;落書きは海を渡る;落書きはなぜ書かれたか—巡礼と落書き)
- 人はなぜ落書きを書くのか—エピローグ
by "BOOK database"