桜は本当に美しいのか : 欲望が生んだ文化装置

書誌事項

桜は本当に美しいのか : 欲望が生んだ文化装置

水原紫苑著

(平凡社新書, 723)

平凡社, 2014.3

タイトル別名

桜は本当に美しいのか : 欲望が生んだ文化装置

タイトル読み

サクラ ワ ホントウ ニ ウツクシイノカ : ヨクボウ ガ ウンダ ブンカ ソウチ

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注記

参考文献: p265-269

内容説明・目次

内容説明

記紀・万葉の昔から、王朝文学、能・歌舞伎、近代文学、現代短歌、そして二一世紀の「桜ソング」まで—。「桜は美しい」という“美意識”は、実は「創られた伝統」であった。桜が背負わされた人々の欲望の正体。

目次

  • 初めに桜と呼びし人はや
  • 『万葉集』と桜の原型
  • 『古今集』と桜の創造
  • 『枕草子』と人間に奉仕する桜
  • 『源氏物語』と桜が隠蔽するもの
  • 和泉式部と桜への呪詛
  • 『新古今集』と桜の変容
  • 西行と桜の実存
  • 定家と桜の解体
  • 世阿弥と桜の禁忌〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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