日本人の「翻訳」 : 言語資本の形成をめぐって

書誌事項

日本人の「翻訳」 : 言語資本の形成をめぐって

亀井秀雄著

岩波書店, 2014.3

タイトル別名

日本人の翻訳 : 言語資本の形成をめぐって

タイトル読み

ニホンジン ノ ホンヤク : ゲンゴ シホン ノ ケイセイ オ メグッテ

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内容説明・目次

内容説明

幕末から明治期、「翻訳」という営みを通じて、日本語の文体はどのような自己認識をもち、変化していったのか。それは単なる外来概念の移入ではなく、書き言葉と話し言葉に隔たりがあり、漢語・雅語・俗語の絡み合う日本語が、自らを組み換えていく経験であった。その諸相を、英語学習教科書、聖書、横浜言葉、日本語文法書など、豊富な事例から浮き彫りにする。

目次

  • 想像のアメリカ言葉
  • ヨコハマ雑種語
  • 異国ことば
  • ことばと世界
  • 命がけ/命取りの英語
  • 異国の人別にて終らんも本意ならす
  • ハジマリニカシコイモノゴザル
  • First Teacher of English in Japan
  • やわらげ、訳す
  • 音の領略〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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