万葉集と日本人 : 読み継がれる千二百年の歴史
著者
書誌事項
万葉集と日本人 : 読み継がれる千二百年の歴史
(角川選書, 539)
KADOKAWA, 2014.4
- タイトル別名
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万葉集と日本人 : 読み継がれる1200年の歴史
- タイトル読み
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マンヨウシュウ ト ニホンジン : ヨミツガレル センニヒャクネン ノ レキシ
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注記
参考文献: p246-252
内容説明・目次
内容説明
日本最古の歌集『万葉集』は、8世紀末から今日まで、愛されつづけてきた稀有な歌集だ。しかし、漢字だけで書かれた万葉歌は、時代によって異なることばに読み下され、時代ごとの考え方や感じ方を強く反映した解釈がなされてきた。紀貫之、紫式部、藤原定家、仙覚、賀茂真淵、佐佐木信綱らが読んだそれぞれの時代の『万葉集』は、どのようなものだったのか。その読み方に現れる日本人のこころの歴史をたどり、万葉集の魅力に迫る。
目次
- 第1章 『万葉集』を「読む」ということ
- 第2章 『万葉集』を読んでいた紀貫之—平安時代前期における『万葉集』
- 第3章 紫式部と複数の『万葉集』—平安時代中期における『万葉集』
- 第4章 藤原定家の“古代”—平安時代後期における『万葉集』
- 第5章 「道理」によって『万葉集』を解読した仙覚—中世における『万葉集』
- 第6章 賀茂真淵の“批評”—江戸時代における『万葉集』
- 第7章 佐佐木信綱による「校本」と「評釈」—近代における『万葉集』
- 第8章 『万葉集』の未来
「BOOKデータベース」 より