江戸幕府と儒学者 : 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い

書誌事項

江戸幕府と儒学者 : 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い

揖斐高著

(中公新書, 2273)

中央公論新社, 2014.6

タイトル別名

江戸幕府と儒学者 : 林羅山鵞峰鳳岡三代の闘い

タイトル読み

エド バクフ ト ジュガクシャ : ハヤシ ラザン・ガホウ・ホウコウ サンダイ ノ タタカイ

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注記

主要史料・参考文献一覧: p243-246

林家三代略年表: p247-254

内容説明・目次

内容説明

林家は、朱子学者・林羅山を始祖とする江戸幕府に仕えた儒官の家柄である。大坂冬の陣の発端となった方広寺鐘銘事件から、史書『本朝通鑑』の編纂、湯島聖堂の創建、大学頭叙任、赤穂浪士討ち入り事件への対応、そして新井白石との対立まで—。初代羅山・二代鵞峰・三代鳳岡は、歴代将軍の寵用と冷遇に翻弄されながらも、江戸期朱子学の確立に奔走した。その林家三代一五〇年の闘いと事績を描く。

目次

  • 方広寺鐘銘事件—林羅山評価の試金石
  • 朱子学者羅山の誕生
  • 御儒者の仕事
  • 時代のなかの朱子学
  • 読書家羅山と文学
  • 二代林鵞峰—守成への意志
  • 『本朝通鑑』の編纂
  • 鵞峰の自画像「一能子伝」
  • 林家塾の教育体制
  • 三代林鳳岡の憂鬱
  • 赤穂事件
  • 新井白石との確執
  • 林家凋落の萌し

「BOOKデータベース」 より

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