日本ミステリー小説史 : 黒岩涙香から松本清張へ

書誌事項

日本ミステリー小説史 : 黒岩涙香から松本清張へ

堀啓子著

(中公新書, 2285)

中央公論新社, 2014.9

タイトル読み

ニホン ミステリー ショウセツシ : クロイワ ルイコウ カラ マツモト セイチョウ エ

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注記

参考文献: p261-264

内容説明・目次

内容説明

江戸後期、大岡越前の裁判小説が人気だったように、日本人は元来、謎解きが大好きだった。だが、ポーの「モルグ街の殺人」にはじまるミステリーが受容され、国産の推理小説が定着するためには長い茨の道が必要だった。黒岩涙香による本邦初のミステリー、探偵小説でデビューした泉鏡花、『新青年』と横溝正史、社会派という新ジャンルを切り開いた松本清張や「日本のクリスティー」仁木悦子まで、オールスターで描く通史。

目次

  • 序章 ミステリー小説の誕生
  • 第1章 ミステリー到来前夜の日本
  • 第2章 最初の翻訳ミステリー
  • 第3章 邦人初の創作ミステリー
  • 第4章 ピークを迎えた明治二十六年
  • 第5章 雌伏の四半世紀—ミステリー不遇の時代
  • 第6章 捲土重来—盛り返してきたミステリー
  • 第7章 探偵小説から推理小説へ
  • 第8章 現代への潮流

「BOOKデータベース」 より

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