うつの医療人類学
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うつの医療人類学
日本評論社, 2014.9
- タイトル読み
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ウツ ノ イリョウ ジンルイガク
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注記
「こころの科学」157号-164号の連載に論考を加え、大幅に加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
うつ治療はどこから来て、どこへ行くのか。世界的な流行をみせるうつ病—増える患者、揺れる臨床現場のなかで日本のうつ病理解がもつ可能性を探る。
目次
- 序章 うつと自殺の医療人類学
- 第1章 「意志的な死」を診断する—自殺の医療化とその攻防
- 第2章 気のやまい—前近代の鬱
- 第3章 「神経衰弱」盛衰史—「過労の病」はいかに「人格の病」へとスティグマ化されたか
- 第4章 「精神療法」と歴史的感受性—二〇世紀日本のうつ病
- 第5章 鬱、ジェンダー、回復1—男性と「諦観の哲学」
- 第6章 鬱、ジェンダー、回復2—女性はうつ病をどのように経験してきたか
- 第7章 「労働科学」の新たな展開—“ストレスの病”と脆弱性再考
- 第8章 自殺論—労働の病、レジリエンス、健康への意志
- 第9章 ローカル・サイエンス、グローバル・サイエンス
「BOOKデータベース」 より