鉄道技術の日本史 : SLから、電車、超電導リニアまで
著者
書誌事項
鉄道技術の日本史 : SLから、電車、超電導リニアまで
(中公新書, 2312)
中央公論新社, 2015.3
- タイトル別名
-
鉄道技術の日本史 : SLから電車超電導リニアまで
- タイトル読み
-
テツドウ ギジュツ ノ ニホンシ : SL カラ、デンシャ、チョウデンドウ リニア マデ
大学図書館所蔵 件 / 全282件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献: p245-248
内容説明・目次
内容説明
イギリスの指導のもと、明治の初めに産声を上げた日本の鉄道。山がちな国土に狭軌という悪条件を克服する過程で、高速性、快適性、安全性を向上させ、1964年の東海道新幹線開業によってついに世界トップの水準に躍り出た。日本は現在、超電導リニアの技術で諸外国をリードし、かつて指導を受けたイギリスに高速電車網を構築している。本書では、明治から平成まで、多岐にわたる鉄道技術の進歩に光を当てる。
目次
- 線路を敷かねば汽車は走れない(標準軌か?狭軌か?;鉄道土木は金がかかる;ちょんまげ帯刀の測量員ほか)
- 鉄がなければ始まらない(木造客車はお手のもの;江戸っ子の実力;八幡製鉄所はまずレールを造った ほか)
- SL製造は先端技術だった(SLの輸入から国産へ;技術習得の最終仕上げへ;SLの強大化及び技巧化 ほか)
- ディーゼルカーも一時は世界一(気動車の登場;ディーゼル列車の興亡;ディーゼルカーの原理 ほか)
- 雨後の筍の郊外電車(インターアーバンの後継者は日本;アメリカのインターアーバン;日本の郊外列車 ほか)
- 電車王国の形成(新性能電車の出現;台車の振動を研究せよ;“ボルスターレス台車” ほか)
- 新幹線の衝撃(世界は始めて振り向いた;世界は高速鉄道の時代;強度の問題 ほか)
- 事故は減ったが用心は大事(鉄道ブレーキの揺籃期;信号の歴史;日本での運用 ほか)
- 鉄道技術の担い手と新技術(鉄道車両を造るのは誰?;工作局と鉄道技研;鉄道省の帝王学 ほか)
- 鉄道の先端技術
- 鉄道立国・日本(リニアにはいろいろある;夢の「超伝導リニア」;磁気浮上リニアの歴史 ほか)
「BOOKデータベース」 より