沖縄の殿様 : 最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記

書誌事項

沖縄の殿様 : 最後の米沢藩主・上杉茂憲の県令奮闘記

高橋義夫著

(中公新書, 2320)

中央公論新社, 2015.5

タイトル別名

沖縄の殿様 : 最後の米沢藩主上杉茂憲の県令奮闘記

タイトル読み

オキナワ ノ トノサマ : サイゴ ノ ヨネザワ ハンシュ・ウエスギ モチノリ ノ ケンレイ フントウキ

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内容説明・目次

内容説明

謙信の流れをくみ、鷹山を中興の祖と仰ぐ名門、米沢藩上杉家。最後の藩主・茂憲は明治十四年、琉球処分から日が浅い沖縄に県令として赴く。本島をくまなく巡り、宮古・石垣両島まで及んだ視察で目撃したのは、困窮にあえぐ庶民の姿であった。再三の改革意見は政府から黙殺され、志半ばで解任される茂憲。だが、情熱を傾けた人材育成は後年になって実を結ぶ。今日もなお沖縄で敬愛される上杉茂憲の二年にわたる奮闘の記録。

目次

  • 序章 雪国と南島
  • 第1章 沖縄の発見
  • 第2章 沖縄本島巡回
  • 第3章 教育と予算
  • 第4章 刑法と慣習
  • 第5章 上杉県令の改革意見
  • 第6章 政治的刺客
  • 第7章 辻遊廓
  • 第8章 県費留学生
  • 第9章 那覇八景

「BOOKデータベース」 より

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