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格差の世界経済史

グレゴリー・クラーク著 ; 久保恵美子訳

日経BP社 , 日経BPマーケティング (発売), 2015.5

タイトル別名

The son also rises : surnames and the history of social mobility

タイトル読み

カクサ ノ セカイ ケイザイシ

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注記

原著 (Princeton University Press, c2014) の翻訳

索引: p436-444

参考文献: p445-463

内容説明・目次

内容説明

「1人ひとりの人生のチャンスは、親の地位からだけでなく、“曾祖父母の祖父母”の地位からも予測できる」米国もスウェーデンも日本も中国も、案外、「平等化」より「世襲化」社会である!姓に着目した異色の歴史研究。

目次

  • 支配階級と下層階級に関する序論—社会的流動性の法則
  • 第1部 時代別・国別に見た社会的流動性(スウェーデン—高い社会的流動性が達成された国?;米国—チャンスの国;中世イングランド—封建時代の社会的流動性;近現代の英国—現状のルーツを深く探る;社会的流動性の法則;生来の能力か生育環境か)
  • 第2部 社会的流動性の法則を検証する(インド—カースト制や同一集団内での結婚と社会的流動性の関係;中国と台湾—毛沢東時代後の社会的流動性;日本と韓国—社会の同質性と流動性;チリ—オリガーキー(寡頭制支配者)の間での流動性;社会的流動性の法則と家族のダイナミクス;プロテスタント、ユダヤ人、漂泊民、イスラム教徒、コプト人—社会的流動性の法則の例外?;社会的流動性の法則の例外)
  • 第3部 良き社会(社会的流動性は低すぎるのか—流動性と格差;下向きの社会的流動性からの脱出)

「BOOKデータベース」 より

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