日本陸軍とモンゴル : 興安軍官学校の知られざる戦い
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日本陸軍とモンゴル : 興安軍官学校の知られざる戦い
(中公新書, 2348)
中央公論新社, 2015.11
- タイトル読み
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ニホン リクグン ト モンゴル : コウアン グンカン ガッコウ ノ シラレザル タタカイ
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注記
参考文献: p257-261
関連年表: p262-263
内容説明・目次
内容説明
一九三〇年代に満洲の地で、日本陸軍が関与し、モンゴル人へ軍事教育を施す目的で作られた興安軍官学校。日本の野心と中国からの独立を目論むモンゴルの戦略が交錯する中から生まれた場所だ。本書は軍事力により民族自決をめざすモンゴル人ジョンジョールジャブや徳王らの活動、軍官学校生らが直面したノモンハン戦争から敗戦にいたる満蒙の動向などを描く。帝国日本に支援され、モンゴル草原を疾駆した人びとの物語。
目次
- 序章 軍人民族主義者とは何か
- 第1章 騎兵の先駆と可愛い民族主義者
- 第2章 民族の青春と興安軍官学校
- 第3章 植民地内の民族主義者集団
- 第4章 興安軍官学校生たちのノモンハン
- 第5章 「チンギス・ハーン」のモンゴル軍幼年学校
- 第6章 「草原の二・二六事件」と興安軍官学校の潰滅
- 終章 「満蒙」残夢と興安軍官学校生の生き方
「BOOKデータベース」 より