オペラでわかるヨーロッパ史
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オペラでわかるヨーロッパ史
(平凡社新書, 797)
平凡社, 2015.12
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オペラ デ ワカル ヨーロッパシ
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参考文献抄: p252-255
Description and Table of Contents
Description
「歴史劇」はオペラの華だ!大国の思惑に翻弄されたイタリア、プライドをぶつけあった二人の女王、「太陽の沈まぬ国」の裏側、怪しさ満点の人物たちが暗躍したロシア、そして近代史上きっての大事件フランス革命…。物語に取り上げられた史実や人物の実像をさぐりながら、オペラの魅力をあますところなく紹介。ヨーロッパの歴史を知れば、オペラがますます楽しくなる!
Table of Contents
- 第1部 イタリアの光と影(引き裂かれる島、報われない蜂起—シチリアの晩鐘/カヴァレリア・ルスティカーナ;対立から和解へ、平民総督「理想化」の理由—シモン・ボッカネグラ;有力にして無力な「ヴェネツィア共和国総督」—二人のフォスカリ;「宮廷道化」という存在—リゴレット;歴史劇と個人劇のはざまで—トスカ)
- 第2部 イギリス王室の舞台裏(イギリス史を変えた王妃、オペラ史を変えたプリマ—アンナ・ボレーナ;断頭台の女王—マリア・ストゥアルダ;メロドラマの題材となった「処女王」—ロベルト・デヴェリュー)
- 第3部 大国の栄光と没落—スペイン、ロシア、スウェーデン(「太陽の沈まぬ国」の虚と実—ドン・カルロ;「屑集め人」が遺した「ロシア正史」—ボリス・ゴドゥノフ;「検閲」の向こう側—仮面舞踏会)
- 第4部 フランス革命がもたらしたもの(大革命に散った伝説的詩人—アンドレア・シェニエ;恐怖政治下の受難劇—カルメル会修道女の対話;大革命後のパリ風俗—椿姫(ラ・トラヴィアータ))
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