古田織部 : 美の革命を起こした武家茶人
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古田織部 : 美の革命を起こした武家茶人
(中公新書, 2357)
中央公論新社, 2016.1
- タイトル読み
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フルタ オリベ : ビ ノ カクメイ オ オコシタ ブケ チャジン
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注記
主要参考文献: p219-222
古田織部略年譜: p223-225
内容説明・目次
内容説明
織田信長に仕えて調略の才を発揮した古田織部は、のち羽柴秀吉に従って天下取りに貢献。他方で茶の湯を千利休に学んで高弟となる。利休死後、特異な芸術センスで桃山文化に多大な影響力を及ぼし、公武にわたる広範な人脈を築いた。だが、大坂夏の陣で豊臣方への内通を疑われ、幕府から切腹を命じられる。その死の背景に、徳川政権の盤石を期す家康の思惑はなかったか—。美の世界に革命をもたらした稀有の茶人の実像に迫る。
目次
- 第1章 一大茶人に至るまで—生誕から信長時代
- 第2章 利休の門人となる—豊臣政権確立期
- 第3章 師の側近として—天下人秀吉の時代
- 第4章 天下一の茶匠—関ヶ原合戦前後
- 第5章 巨匠の死—大坂夏の陣まで
- 終章 織部の実像
「BOOKデータベース」 より