書誌事項

呼び覚まされる霊性の震災学 : 3.11生と死のはざまで

東北学院大学震災の記録プロジェクト金菱清(ゼミナール)編

新曜社, 2016.1

タイトル別名

霊性の震災学 : 呼び覚まされる : 3.11生と死のはざまで

呼び覚まされる霊性の震災学 : 3.11生と死のはざまで

タイトル読み

ヨビサマサレル レイセイ ノ シンサイガク : 3.11 セイ ト シ ノ ハザマ デ

大学図書館所蔵 件 / 251

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献, 参考資料: 各章末

内容説明・目次

内容説明

タクシードライバーが邂逅した“幽霊現象”。わが子のように慰霊碑を抱きしめる遺族たち。霊性という高次の精神性にもとづく死生観が、震災復興に求められている。亡くした家族が「生きていた」記憶を刻む慰霊と鎮魂、未曾有の悲しみを越えて死者とともに生きる人びとの強さを描く。若者たちの真摯な筆致が深い感動を呼ぶ。

目次

  • 第1章 死者たちが通う街—タクシードライバーの幽霊現象‐宮城県石巻・気仙沼
  • 第2章 生ける死者の記憶を抱く—追悼/教訓を侵犯する慰霊碑‐名取市閖上・震災慰霊碑
  • 第3章 震災遺構の「当事者性」を越えて—20年間の県有化の意義‐南三陸町・防災対策庁舎
  • 第4章 埋め墓/詣り墓を架橋する—「両墓制」が導く墓守りたちの追慕‐山元町坂元地区中浜
  • 第5章 共感の反作用—被災者の社会的孤立と平等の死‐塩竃市・石巻市南浜町
  • 第6章 672ご遺体の掘り起こし—葬儀業者の感情管理と関係性‐石巻市・葬儀社「清月記」
  • 第7章 津波のデッドラインに飛び込む—消防団の合理的選択‐岩手県山田町・宮古市田老地区
  • 第8章 原発避難区域で殺生し続ける—猟友会のマイナー・サブシステンス‐福島県浪江町

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ