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台湾とは何か

野嶋剛著

(ちくま新書, 1185)

筑摩書房, 2016.5

タイトル別名

台湾とは何か

タイトル読み

タイワン トワ ナニカ

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注記

台湾史年表: p265-267

主要参考文献: p269-270

内容説明・目次

内容説明

台湾が激しく動いている。戦後日本は台湾に撤退した中華民国と国交を結んだが、後に中華人民共和国と国交正常化を行い、台湾は遠い存在になった。しかし、目覚ましい経済発展と見事な民主化、東日本大震災での日本への巨額の支援もあり、台湾は再び身近で重要な存在になりつつある。台湾は中国にとってのアキレス腱であり、日本にとってのジレンマだ。日中台の複雑なトライアングルの中、台湾は絶妙のバランス感覚で日中と巧みに渡り合う。二〇一六年総統選挙で劇的な政権交代を遂げた最新の姿を、政治、歴史、社会から解き明かし、冷戦期の固定観念から脱した新しい「台湾論」を提言する。

目次

  • 序章 転換期の台湾
  • 第1章 「台湾人の総統」になれなかった馬英九
  • 第2章 台湾と日本
  • 第3章 台湾と中国
  • 第4章 台湾と南シナ海・尖閣諸島・沖縄
  • 第5章 台湾アイデンティティ
  • 第6章 例外と虚構の地「台湾」
  • 第7章 日中台から考える
  • 終章 日本は台湾とどう向き合うべきか

「BOOKデータベース」 より

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