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科学の発見

スティーヴン・ワインバーグ著 ; 赤根洋子訳

文藝春秋, 2016.5

Other Title

To explain the world : the discovery of modern science

Title Transcription

カガク ノ ハッケン

Available at  / 442 libraries

Note

解説: 大栗博司

原著(c2015)の全訳

参考図書あり

Description and Table of Contents

Description

ギリシャの「科学」はポエムにすぎない。物理こそ科学のさきがけであり、科学の中の科学である。化学、生物などは二等の科学だ。数学は科学ではない—。1979年のノーベル物理学賞を受賞した著者が、テキサス大学の教養課程の学部生にむけて行っていた講義のノートをもとに綴られた本書は、欧米で科学者、歴史学者、哲学者をも巻きこんだ大論争の書となった。「美しくあれかし」というイデアから論理を打ち立てたギリシャの時代の哲学がいかに科学ではないか。アリストテレスやプラトンは、今日の基準からすればいかに誤っていたか。容赦なく現代の科学者の目で記述することで、「観察」「実験」「実証」をもとにした「科学」が成立するまでの歴史が姿を現す。

Table of Contents

  • 第1部 古代ギリシャの物理学(まず美しいことが優先された;なぜ数学だったのか?;アリストテレスは愚か者か?;万物理論からの撤退;キリスト教のせいだったのか?)
  • 第2部 古代ギリシャの天文学(実用が天文学を生んだ;太陽、月、地球の計測;惑星という大問題)
  • 第3部 中世(アラブ世界がギリシャを継承する;暗黒の西洋に差し込み始めた光)
  • 第4部 科学革命(ついに太陽系が解明される;科学には実験が必要だ;最も過大評価された偉人たち;革命者ニュートン;エピローグ:大いなる統一をめざして)

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Details

  • NCID
    BB21192396
  • ISBN
    • 9784163904573
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    428p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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