書誌事項

フィルマー著作集

ロバート・フィルマー著 ; 伊藤宏之, 渡部秀和訳

(近代社会思想コレクション, 19)

京都大学学術出版会, 2016.11

タイトル別名

Patriarcha and other writings

著作集 : フィルマー

タイトル読み

フィルマー チョサクシュウ

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注記

解説は訳者による

サー・ロバート・フィルマー年譜: p749-755

索引あり

収録内容

  • 家父長制君主論(パトリアーカ) = Patriarcha
  • 今上陛下と彼の議会に関する自由土地保有者の大陪審 = The free-holders grand inquest
  • 制限王政、もしくは、混合王政の無政府状態について = The anarchy of a limited or mixed monarchy
  • 「全ての王たちに関する絶対的権力」の必然性について、そして、特に、イングランドの王の必然性について = The necessity of the absolute power of all kings
  • ホッブズ氏の『リヴァイアサン』、ミルトン氏の『反サルマシウス』、グロティウスの『戦争の法』における統治の起源に関する考察 = Observations concerning the originall of government, upon Mr Hobs 'Leviathan', Mr Miilton against Salmasius, H. Grotius 'De Jure Belli'
  • 統治形態に関するアリストテレスの政治学についての所見 : 危険で不確かな時代において統治者に服従するための覚書を併録する = Observations upon Aristotles politiques touching forms of government, together with directions for obedience to governmen in dangerous and doubtfull times
  • 有徳な妻を讃えて = In praise of the vertuous wife
  • イングランドの陪審員に対する魔女に関しての警告 = An advertisement to the jury-men of England, touching witches : together with a difference between an English and Hebrew witch
  • 論争に関する探求、もしくは、利子を取ることは合法であるかどうかについての論考 = Quaestio quodlibetica, or, A discourse, whether it may bee lawfull to take use for money

内容説明・目次

内容説明

近代化とは何であったか、近代化で何を失ったのか—王権神授説で知られる思想家ロバート・フィルマーが甦る。本邦初訳。『家父長制君主論』他、九篇収載。

目次

  • 家父長制君主論(パトリアーカ)
  • 今上陛下と彼の議会に関する自由土地保有者の大陪審
  • 制限王政、もしくは、混合王政の無政府状態について
  • 「全ての王たちに関する絶対的権力」の必然性について、そして、特に、イングランドの王の必然性について
  • ホッブズ氏の『リヴァイアサン』、ミルトン氏の『反サルマシウス』、グロティウスの『戦争の法』における統治の起源に関する考察
  • 統治形態に関するアリストテレスの政治学についての所見—危険で不確かな時代において統治者に服従するための覚書を併録する
  • 有徳な妻を讃えて
  • イングランドの陪審員に対する魔女に関しての警告
  • 論争に関する探求、もしくは、利子を取ることは合法であるかどうかについての論考

「BOOKデータベース」 より

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