論理哲学入門
著者
書誌事項
論理哲学入門
(ちくま学芸文庫, [ト17-1])
筑摩書房, 2016.11
- タイトル別名
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Logisch-semantische Propädeutik
- タイトル読み
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ロンリ テツガク ニュウモン
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注記
単行本は1993年6月30日晢書房より刊行
原著 (Reclam, Universal-Bibliothek Nr. 8206 [3], 1983, 1986) の全訳
参考文献一覧: p329-337
参考文献: 章末
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
論理学は、言語や現実世界といかなる関係にあるのか—。論理学の性格から説き起こし、「文」「矛盾律」「名辞」など、論理学で重要とされる概念を歴史的観点とともに分析する本書は、哲学の基礎の徹底的な吟味でもある。この営みを追うことで、われわれは、論理的・意味論的な道具立てについて、確固たる知識を得ることができるであろう。平明な叙述のうちには専門研究の成果が反映され、またヨーロッパの伝統的哲学と英米系の分析哲学など、哲学史への確かな目配りは、本書をたぐいまれな哲学入門にしている。
目次
- 「論理学」とは何か
- 文、言明文、言明、判断
- 論理的含意と論理的真理—分析性とア・プリオリ性
- 矛盾律
- 伝統的論理学の基本性格—判断論と三段論法
- 単称文と一般文の構造に関する現代の考え方—論理的・意味論的形式と文法的形式
- 複合文
- 一般名辞、概念、クラス
- 単称名辞
- 同一性
- 存在
- 存在、否定、肯定
- 真理
- 必然性と可能性
「BOOKデータベース」 より