ルポ希望の人びと : ここまできた認知症の当事者発信
著者
書誌事項
ルポ希望の人びと : ここまできた認知症の当事者発信
(朝日選書, 955)
朝日新聞出版, 2017.2
- タイトル別名
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希望の人びと : ルポ
- タイトル読み
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ルポ キボウ ノ ヒトビト : ココマデ キタ ニンチショウ ノ トウジシャ ハッシン
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注記
主な参考文献: p280-283
<年表>認知症に関連した主な社会改革・できごと: 巻末 p1-11
内容説明・目次
内容説明
2014年、認知症の本人たちによる初の当事者団体が生まれた。首相と面談して政策を提言。いま、社会や地域、医療・ケアの現場を大きく変えようとしている。本人同士が出会い、つながり、発信する。認知症の常識を変える「当事者の力」!その鮮やかな軌跡と最先端を、23年前「痴呆病棟」で取材を始めた記者が、蓄積された事実から伝える。世界の先頭を走る豪州やカナダの当事者との出会い、日本で初めて語った女性、39歳で診断された男性。IT時代、「記憶はなくても記録が残せる」と工夫を発信する人、自分のなかの認知症に対する偏見に気づき人間観を仲間と問い、「深化」する「希望の人びと」の物語。
目次
- 「私はアルツハイマーです」語り始めた人たち
- 「私は私になっていく」クリスティーンとポールを豪州に訪ねて
- 「私たち抜きには何も始まらない」京都国際会議で各国の本人が訴え
- 「人生は冒険!」21世紀のヘレン・ケラー、リンをカナダへ訪ねて
- 「私、バリバリの認知症です」初の当事者・医師・OTトリオ講座
- 「仲間がふえて素晴らしい人生になった」エポック!初の当事者座談
- 「自分たちの声で社会を変えたい」初の当事者団体始動
- 「働き、人をつなぐのも僕の役割」39歳でアルツハイマーに
- 「認知症をめぐる問題のほとんどは『人災』」望まぬ精神科病院入院
- 京都式「本人」が政策評価
- 「自立って“依存先”をふやすこと」当事者の力、問われる私たちの力
「BOOKデータベース」 より