社会にとって趣味とは何か : 文化社会学の方法規準
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書誌事項
社会にとって趣味とは何か : 文化社会学の方法規準
(河出ブックス, 103)
河出書房新社, 2017.3
- タイトル別名
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社会にとって趣味とは何か : 文化社会学の方法規準
- タイトル読み
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シャカイ ニ トッテ シュミ トワ ナニ カ : ブンカ シャカイガク ノ ホウホウ キジュン
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注記
「趣味の/と文化社会学」のためのブックガイド: p315-326
文献一覧: p327-339
内容説明・目次
内容説明
マンガ、小説、ファッション、音楽、アニメ…「趣味」とひと口に言うが、それは私たちにとっていったい何なのか、どんな社会的な「場」をつくり出しているのか—気鋭の社会学者たちが、平成世代の若者文化とコミュニケーションの調査研究をつうじて、長らく更新されてこなかった、文化社会学・ポピュラーカルチャー研究の新しい方法規準を提示する。ブルデューの遺産を乗り越え、今こそ「ふつうの社会学」へ!
目次
- はじめに 社会にとって「趣味」とは何か—テイストをめぐる文化社会学の方法規準
- 第1部 理論篇 テイストの社会学をめぐって(テイストはなぜ社会学の問題になるのか—ポピュラーカルチャー研究におけるテイスト概念についてのエッセイ;社会にとって「テイスト」とは何か—ブルデューの遺産をめぐる一考察)
- 第2部 分析篇1 「読む」—テイストはいかに作用する/しないのか(読者たちの「ディスタンクシオン」—小説を読むこととそれが趣味であることの差異をめぐって;ライトノベル、ケータイ小説、古典小説を読む若者たち—ジェンダーとオタク/サブカル自認;マンガ読書経験とジェンダー—二つの調査の分析から)
- 第3部 分析篇2 「アイデンティティ」—界を生きる(「差別化という悪夢」から目ざめることはできるか?;「おたく」の概念分析—雑誌における「おたく」の使用の初期事例に着目して;動物たちの楽園と妄想の共同体—オタク文化受容様式とジェンダー)
「BOOKデータベース」 より