すごい進化 : 「一見すると不合理」の謎を解く
著者
書誌事項
すごい進化 : 「一見すると不合理」の謎を解く
(中公新書, 2433)
中央公論新社, 2017.5
- タイトル別名
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すごい進化 : 一見すると不合理の謎を解く
- タイトル読み
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スゴイ シンカ : 「イッケン スル ト フゴウリ」ノ ナゾ オ トク
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注記
参考文献: p240-245
内容説明・目次
内容説明
スズメバチにうまく擬態しきれないアブ、他種のメスに求愛してしまうテントウムシのオス。一見不合理に見える生き物たちのふるまいは、進化の限界を意味しているのか。それとも、意外な合理性が隠されているのだろうか。1970年代に生物学に革新をもたらした「ハンディキャップ理論」「赤の女王仮説」から、教科書には載っていない最新仮説までたっぷり紹介。わたしたちの直感を裏切る進化の秘密に迫る!
目次
- 第1章 進化の捉え方(適応と制約のせめぎ合い;適応をめぐる歴史と哲学)
- 第2章 見せかけの制約(産みの苦しみをいかに和らげるか;昆虫と植物の共進化)
- 第3章 合理的な不合理—あるテントウムシの不思議(蓼食う虫も適応か;禁断の恋—異種のメスを選ぶオス;不治の病—あえて抵抗しない戦略)
- 第4章 適応の真価—非効率で不完全な進化(無駄こそ信頼の証—ハンディキャップ理論;役立たずなオス—性が存在する理由;ハチに似ていないアブ—不完全な擬態)
- 終章 不合理だから、おもしろい
「BOOKデータベース」 より