反教養の理論 : 大学改革の錯誤
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書誌事項
反教養の理論 : 大学改革の錯誤
(叢書・ウニベルシタス, 1061)
法政大学出版局, 2017.7
- タイトル別名
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Theorie der Unbildung : Die Irrtümer der Wissensgesellschaft
- タイトル読み
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ハンキョウヨウ ノ リロン : ダイガク カイカク ノ サクゴ
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注記
原書 (Wien, 2006) の全訳
内容説明・目次
内容説明
現代オーストリアを代表する哲学者が、グローバル化した「知識社会」で経済効率やランキング競争一辺倒になったヨーロッパの大学改革を徹底批判し、すでに27刷を重ねた異例のベストセラー。「反教養」の精神に支配され、実学重視の名のもとに繰り返されてきた場当たり的な教育改革ではなく、人間性の批判的啓蒙と伝統に根ざした大学の再生を問う。教員・学生・市民必読!
目次
- 第1章 億万長者になるのは誰か、あるいは知っておかなければならないことのすべて
- 第2章 知識社会は何を知っているか?
- 第3章 教養・半教養・反教養
- 第4章 PISA—ランキングという妄想
- 第5章 知識にはどれくらいの重みがあるか?
- 第6章 ボローニャ—ヨーロッパ高等教育圏の空虚さ
- 第7章 エリート教育と反啓蒙
- 第8章 差引勘定の結果としての知識の価値
- 第9章 教育改革との決別
「BOOKデータベース」 より