斎宮 : 伊勢斎王たちの生きた古代史

書誌事項

斎宮 : 伊勢斎王たちの生きた古代史

榎村寛之著

(中公新書, 2452)

中央公論新社, 2017.9

タイトル別名

斎宮 : 伊勢斎王たちの生きた古代史

タイトル読み

サイクウ : イセ サイオウ タチ ノ イキタ コダイシ

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注記

参考文献: p293-294

内容説明・目次

内容説明

天皇の代替わりごとに占いで選ばれ、伊勢神宮に仕える未婚の皇女—それが斎王であり、その住まいが斎宮である。飛鳥時代から鎌倉時代まで六六〇年にわたって続いた斎宮を、あらゆる角度から紹介し、斎王一人一人の素顔に迫る。『伊勢物語』のモデルとなった斎王、皇后となり怨霊となった斎王、悲恋に泣いた斎王…彼女たちは都を離れた伊勢で何を祈り、何を思って人生を送ったのか。古代史の新たな姿が浮かびあがる。

目次

  • 第1章 そもそも斎王とは、斎宮とは(斎王と斎宮の特質;斎王の伝説をめぐって ほか)
  • 第2章 七人のプリンセス(大来皇女(六六一‐七〇二)—最初の人;井上内親王(七一七‐七七五)—忘れられない人 ほか)
  • 第3章 斎宮年代記(六九八年—当耆皇女、伊勢斎宮に向かう;七八四年?—斎宮に古代都市完成する ほか)
  • 第4章 斎宮の諸相—いつきのみやをめぐるあれこれ(斎宮は「国家機関」;斎宮跡の文字資料 ほか)
  • 第5章 斎宮とは何だったのだろう(斎王と斎宮の特質ふたたび—『日本書紀』の視線、伊勢の視線;斎王制度の確立ふたたび—その存在意義 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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