物語フィンランドの歴史 : 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

書誌事項

物語フィンランドの歴史 : 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

石野裕子著

(中公新書, 2456)

中央公論新社, 2017.10

タイトル別名

フィンランドの歴史 : 物語 : 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

物語フィンランドの歴史 : 北欧先進国バルト海の乙女の800年

タイトル読み

モノガタリ フィンランド ノ レキシ : ホクオウ センシンコク「バルトカイ ノ オトメ」ノ 800ネン

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注記

主要参考文献: p271-277

フィンランド関連年表: p283-290

内容説明・目次

内容説明

古来スウェーデン王国下にあったフィンランド。19世紀にロシア帝国下、「大公国」となり広範囲な自治を獲得。ロシア革命後、独立するが内戦で混迷する。第2次世界大戦では、ソ連に侵略され領土割譲。その後ナチ・ドイツに接近し、近親民族の「解放」を唱えソ連に侵攻するが敗退。戦後は巨大な隣国を意識した中立政策を採りつつ、教育、福祉、デザイン、IT産業などで特異な先進国となった。「森と湖の国」の苦闘と成功を描く。

目次

  • 序章 フィンランド人の起源—「アジア系」という神話
  • 第1章 スウェーデン王国の辺境—13世紀〜19世紀初頭
  • 第2章 ロシア帝国下の「大公国」—19世紀〜第一次世界大戦
  • 第3章 揺れる独立国家フィンランド—内戦〜1930年代
  • 第4章 二度の対ソ連戦争—第二次世界大戦下、揺れる小国
  • 第5章 苦境下の「中立国」という選択—休戦〜東西冷戦期
  • 第6章 西ヨーロッパへの「接近」—ソ連崩壊〜21世紀
  • 終章 21世紀、フィンランドという価値

「BOOKデータベース」 より

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