失踪の社会学 : 親密性と責任をめぐる試論

書誌事項

失踪の社会学 : 親密性と責任をめぐる試論

中森弘樹著

慶應義塾大学出版会, 2017.10

タイトル読み

シッソウ ノ シャカイガク : シンミツセイ ト セキニン オ メグル シロン

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注記

博士学位請求論文「失踪の社会学 : 親密性と責任の関係性についての試論」(京都大学, 2016年) に加筆・修正をしたもの

参考文献: p347-354

内容説明・目次

内容説明

失踪とは何か。その不条理さ、不可解さ、やりきれなさは、何に由来するのか。現在でも日本国内で年間に数千件規模のペースで生じている隠れた社会問題、失踪—。失踪が惹起する実存的な問いを突きつめ、あなたや私がそこにいる、という一見自明の事態を根底から見つめなおす、気鋭の力作。

目次

  • 1 いま、失踪を問う意味(なぜ私たちは「親密な関係」から離脱しないのか;失踪の実態はどこまで把握可能か)
  • 2 失踪の言説史(失踪言説の歴史社会学—戦後から現在までの雑誌記事分析)
  • 3 当事者の語る失踪(失踪者の家族社会学;失踪者の家族をいかにして支援すべきか—MPSの取り組みから ほか)
  • 4 「親密な関係」に繋ぎとめるもの(親密なる者への責任;現代社会と責任の倫理)
  • 行為としての“失踪”の可能性

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24740206
  • ISBN
    • 9784766424812
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    360, 2p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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