蒙古襲来と神風 : 中世の対外戦争の真実
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蒙古襲来と神風 : 中世の対外戦争の真実
(中公新書, 2461)
中央公論新社, 2017.11
- タイトル読み
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モウコ シュウライ ト カミカゼ : チュウセイ ノ タイガイ センソウ ノ シンジツ
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注記
主要参考文献: p245-246
内容説明・目次
内容説明
鎌倉中期、日本は対外戦争を経験する。二度にわたる蒙古襲来(元寇)である。台風が吹き、文永の役では敵軍が一日で退散し、弘安の役では集結していた敵船が沈み、全滅したとされる。だが、それは事実なのか。本書では、通説の根拠となった諸史料の解釈を批判的に検証。戦闘に参加した御家人・竹崎季長が描かせた『蒙古襲来絵詞』ほか、良質な同時代史料から真相に迫る。根強い「神風史観」をくつがえす、刺激に満ちた一冊。
目次
- 序章 神風と近代史
- 第1章 日宋貿易とクビライの構想
- 第2章 文永の役の推移
- 第3章 弘安の役の推移
- 第4章 竹崎季長の背景
- 第5章 『蒙古襲来絵詞』をよむ
- 第6章 その後の日元関係
- 第7章 遺跡からみた蒙古襲来
- 終章 ふたたび神風と近代へ
「BOOKデータベース」 より