第一次世界大戦期から日中戦争前(1914-1936)
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第一次世界大戦期から日中戦争前(1914-1936)
(岩波講座日本経済の歴史 / 深尾京司, 中村尚史, 中林真幸編集, 4 . 近代||キンダイ ; 2)
岩波書店, 2017.11
- タイトル別名
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第一次世界大戦期から日中戦争前(1914-1936)
第一次世界大戦期から日中戦争前1914-1936
- タイトル読み
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ダイ1ジ セカイ タイセンキ カラ ニッチュウ センソウ マエ(1914-1936)
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注記
参考文献: 各章末
編集協力: 寺西重郎, 宮本又郎, 阿部武司, 坂根嘉弘, 川口大司
内容説明・目次
内容説明
国際収支危機にあった日本は、第一次世界大戦によって債務国から債権国へ転換するとともに、輸入代替化が重化学工業の発展を促し、先進国へのキャッチアップの足がかりを得ることができた。戦後反動恐慌から金融恐慌・昭和恐慌と、相次ぐ恐慌によって落ち込んだ1920年代の日本経済は、30年代前半には大幅な円安と政府需要によって急速に回復し、1人あたりGDP成長率では欧米先針国を凌駕するにいたる。
目次
- 第1章 労働と人口 戦間期の労働市場・雇用関係・人的資本形成(労働市場政策の展開;社員の世界・職工の世界—雇用関係の日本的展開;中等実業教育を通じた人的資本形成)
- 第2章 金融 銀行業の産業組織と産業・企業金融(戦前日本の金融システム—選択的文献サーベイ;金融システムの長期的概観;銀行業の産業組織と「機関銀行」;銀行退出の波と金融システムの変化;金融システムの構造・機能・進化)
- 第3章 農業と土地用益 戦間期の農業と土地所有(日本農業と農村問題;都市の土地所有と不動産経営)
- 第4章 鉱工業 戦間期における産業構造の変遷と国際競争(工業化の深化と国際競争;産業構造と動力・エネルギーの変遷;グローバリゼーションの進展と日本の鉱工業;農業部門と関連した工業部門の勃興;産業構造の変化と国際競争の激化)
- 第5章 商業とサービス 戦間期の商業と公益事業(世界貿易と日本;商業と海運;陸運業の展開;電力・ガス事業の生成と発展)
「BOOKデータベース」 より