官僚制のユートピア : テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則
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官僚制のユートピア : テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則
以文社, 2017.12
- タイトル別名
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The utopia of rules : on technology, stupidity, and the secret joys of bureaucracy
官僚制のユートピア : テクノロジー構造的愚かさリベラリズムの鉄則
- タイトル読み
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カンリョウセイ ノ ユートピア : テクノロジー、コウゾウテキ オロカサ、リベラリズム ノ テッソク
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注記
原著 (Melville House, 2015) の全訳
内容説明・目次
内容説明
なぜ空飛ぶ自動車はまだないのか?かつて人類が夢見た「空飛ぶ自動車」をめぐる科学技術は、ひるがえって人間の内面を規制する「マネジメント(=官僚制)」を生み出した!新自由主義が自明のものとなった今日、それもまた空気と化している。『負債論』の著者グレーバーが、その無意識の現代性に切り込む画期的な文明批評!
目次
- 序 リベラリズムの鉄則と全面的官僚制化の時代(リベラリズムの鉄則)
- 1 想像力の死角?構造的愚かさについての一考察
- 2 空飛ぶ自動車と利潤率の傾向的低下(テーゼ—一九七〇年代に、いまとはちがう未来の可能性とむすびついたテクノロジーへの投資から、労働規律や社会的統制を促進させるテクノロジーへの投資の根本的転換がはじまったとみなしうる。;アンチテーゼ—とはいえ、莫大な資金をえている科学やテクノロジーの領域すらも、もともと期待されていたブレイクスルーをみていない。;ジンテーゼ—詩的テクノロジー(Poetic Technologies)から官僚制的テクノロジー(Bureaucratic Technologies)への移行について)
- 3 規則のユートピア、あるいは、つまるところ、なぜわたしたちは心から官僚制を愛しているのか(脱魔術化の魔術化、あるいは郵便局の魔力;精神性の一形式としての合理主義;反官僚制的ファンタジーの官僚制化について;規則のユートピア)
- 補論 バットマンと構成的権力の問題について
「BOOKデータベース」 より