書誌事項

政治の約束

ハンナ・アレント著 ; ジェローム・コーン編 ; 高橋勇夫訳

(ちくま学芸文庫, [ア-7-5])

筑摩書房, 2018.3

タイトル別名

The promise of politics

タイトル読み

セイジ ノ ヤクソク

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注記

筑摩書房2008年1月刊の文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

原注: p347-367

訳注: p368-381

内容説明・目次

内容説明

古代ギリシアで栄えたのち、西欧政治思想の「永遠の真実」によって阻まれ、マルクスの「歴史的必然」により沈黙させられた“政治”。それは、全体主義の「恐怖による同一化」を経て、いまや社会の「必要」に応える手段へと矮小化されている。はたして、政治にはまだ何らかの意味があるのだろうか。人間の絶滅可能性がすぐそばにある時代にあって、政治が約束するのは“自由”と“世界”の復興である。世界を気遣い、人間の複数性による終わりなき“活動”と新しい始まりへの展望を説いた、アレント渾身の書。

目次

  • 第1章 ソクラテス
  • 第2章 政治思想の伝統
  • 第3章 モンテスキューによる伝統の修正
  • 第4章 ヘーゲルからマルクスへ
  • 第5章 伝統の終焉
  • 第6章 政治入門

「BOOKデータベース」 より

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