幸福とは何か : ソクラテスからアラン、ラッセルまで

書誌事項

幸福とは何か : ソクラテスからアラン、ラッセルまで

長谷川宏著

(中公新書, 2495)

中央公論新社, 2018.6

タイトル別名

幸福 (こうふく) とは何 (なに) か

幸福とは何か : ソクラテスからアランラッセルまで

タイトル読み

コウフク トワ ナニカ : ソクラテス カラ アラン、ラッセル マデ

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内容説明・目次

内容説明

幸福とは何か—。この問いに哲学者たちはどう向き合ってきたのか。共同体の秩序と個人の衝突に直面した古代ギリシャのソクラテス、アリストテレスに始まり、道徳と幸福の対立を見据えたイギリス経験論のヒューム、アダム・スミス。さらに人類が世界大戦へと行きついた二〇世紀のアラン、ラッセルまで。ヘーゲル研究で知られる在野の哲学者が、日常の地平から西洋哲学史を捉えなおし、幸福のかたちを描き出す。

目次

  • 序章 幸福への問い
  • 第1章 古代ギリシャ・ローマの幸福観—共同体と個人の分裂(ソクラテスの生きかた;最高善—アリストテレス;エピクロスとセネカ)
  • 第2章 西洋近代の幸福論—道徳と幸福の対立(経験への執着—ヒューム;共感と道徳秩序—アダム・スミス;カントとベンサム)
  • 第3章 二〇世紀の幸福論—大戦の時代に(青い鳥の象徴するもの—メーテルリンク;健全なる精神—アラン;常識の立場—ラッセル)
  • 終章 幸福論の現在

「BOOKデータベース」 より

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