魔女・怪物・天変地異 : 近代的精神はどこから生まれたか
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書誌事項
魔女・怪物・天変地異 : 近代的精神はどこから生まれたか
(筑摩選書, 0164)
筑摩書房, 2018.8
- タイトル別名
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魔女怪物天変地異 : 近代的精神はどこから生まれたか
- タイトル読み
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マジョ・カイブツ・テンペン チイ : キンダイテキ セイシン ワ ドコ カラ ウマレタカ
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注記
主要参考文献: p242-247
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパ中世末期。魔女狩りが激烈をきわめる中、各地で怪物、凶兆、天罰等々、怪異現象が大増殖した。前代未聞の規模で押し寄せる「異なるもの」に対して、人々は恐れおののきながらも、その異形に魅せられていく。畏怖と好奇心の交錯するなかから、いかにして近代的精神は立ち現れてくるのか。そこにどのような人間的本性が見えてくるのか—。ヨーロッパ中世怪異を丹念にたどり、近代的思考の誕生を切り出す。
目次
- 第1章 近世以前の驚異と好奇心(天変地異と奇形の誕生;「前兆としての驚異」説の祖キケロ ほか)
- 第2章 大航海時代の幕開けと驚異の増殖(世界地図に対するあらたな認識;新種の植物の発見と植物誌の発展 ほか)
- 第3章 氾濫する宗教改革時代の怪物と驚異(「修道士仔牛」と「教皇驢馬」;カトリックの怪物解釈—宗派論争 ほか)
- 第4章 「魔女と好奇心」、そして近代的精神の成立(ファウストの実像;ファウスト伝説 ほか)
「BOOKデータベース」 より